こんにちは!
現役小児科クリニック看護師のyuiです\(◡̈)/
今日は、前回の続き
【咳・ぜぇぜぇ】の
ホームケアについてお伝えします
まず、咳込んで苦しそうなときは
たて抱きにしたり、座らせて、
背中を優しくトントンしてあげましょう
咳をしているときは、
寝かせているよりも
身体を起こしている方が
楽になることが多いです。
寝かせるときは、
枕やクッションを背中に当てて
上体を少し起こしてあげると、
気道が通りやすくなり
咳が楽になります
機嫌もよく、食欲もあれば、
食事はいつも通りあげて大丈夫ですが、
咳込んで吐いてしまうこともあるので、
量は少しずつ与えてあげましょう。
また、水分はこまめに与えましょう。
のどを潤すと、たんがきれやすくなります
柑橘類の果汁や冷たいものは
のどを刺激するので避けます。
そして、室内は乾燥しないように
加湿器を利用して、
しっかり湿度を保ちましょう
元気があれば、お風呂は入って大丈夫です。
湯気で、呼吸が一時的に楽になる
ことがありますが、長時間浸かることは
身体が疲れてしまうので控えましょう。
最後に、『気管支ぜんそく』と診断されている
お子さんの発作について考えます。
ぜんそくの発作は、
大発作・中発作・小発作
に分かれます。
大発作の場合は
必ず受診してほしいですが、
ぜぇぜぇと付き合っていると、
受診が必要なタイミングも
つかめてくるようになると思います。
また、大切なのは、
救急外来の常連にならないこと、です。
救急外来をしょっちゅう利用
しなければならないような場合は、
治療自体を見直す必要があります
もちろん、救急外来への受診は
必要な場合もありますが、
日常のコントロールが一番大切です!
今は、早くから治療を開始していれば
ぜんそくは治る病気とされています。
かかりつけ医と相談しながら治療し、
適切にコントロールできるようにしていきましょう。
【咳・ぜぇぜぇ】で大事なことは…
呼吸困難があるときは、急いで受診をしましょう
機嫌がよく、食欲もあれば様子をみて大丈夫です!咳の様子をよくみて、原因と対応を確認しましょう!
ぜひ、参考になさってみてくださいね