こんにちは!
現役小児科クリニック看護師のyuiです\(◡̈)/
今回は、前回の続き
【下痢】のホームケアについて
お伝えいたします
下痢のときに食事をさせて、
また下痢をしてしまうと、
食べさせたのが悪かったのではという
印象を持たれるかもしれませんが、
食べ物を控えなければいけないような
下痢では、食欲もなくなっているので、
食欲があるようなら食べさせても大丈夫です
つまり、食欲があるときの下痢は、
あまり心配のないものがほとんどです。
下痢のときは、水分中心でもいいですし、
量を控えめに消化の良いものをあげるのでも
よいのですが、基本的には本人の食欲に合わせて
その子のペースに合わせてあげてください
また、下痢便が長く付着していると、
性器まわりやおしりが
かぶれやすくなってしまいます。
手間ではありますが、
下痢をするたびに、こまめに
オムツを替えてあげて、
できれば、うんちのたびに
お湯でさっと洗い流すのが、一番いいです
最後に、「下痢のときにやってはいけないこと」
について、考えましょう
下痢のときにやってはいけないこと
*ヨーグルトなどの乳製品を与える
乳製品は腸内で発酵しやすく、
下痢を促す心配があります。
また、腸の粘膜が傷ついていると
乳糖を分解できないことがあり、
消化が悪くなってしまうので、
下痢が治まり、症状が落ち着いたことを
確認してから食べさせてあげましょう
*医師の指示なくミルクを薄めて与える
場合によっては、医師の指示でミルクを薄めて飲ませることもありますが、
自己判断で薄めて飲ませるのは、危険です
栄養不足となり、かえって治りが
悪くなることもあります。
*オムツをこまめに替えない
上記でもお伝えしましたが、
下痢便は肌の刺激が強く、頻繁に下痢をすると
オムツかぶれを起こすことがあります。
なるべく刺激を取り除くために、
オムツは下痢をするたびに交換しましょう
また、できればお湯でさっと
洗い流してあげるとより効果的です。
赤ちゃんは、消化機能が未熟なので
離乳食や食事、水分を多めに摂っただけでも、
一時的に軟便になることがあります
うんちが多少緩めで回数が多くても、
食欲があり、機嫌もよく、
体重が順調に増えているなら、
水分を十分に与えながら、
様子をみてあげて大丈夫です。
ぜひ、参考になさってみてくださいね