今話題の『イソジンうがい』妊娠中・授乳中のママに注意して欲しい事!

こんにちは!
現役小児科クリニック看護師のyuiです\(◡̈)/icon-heart

 

今日は、タイムリーな

イソジンに関するニュースについて

考えたいと思います!

 

ポビドンヨード配合のうがい薬が

新型コロナウイルスの感染対策に

効果が認められるという

研究結果が発表されたと報道がありました。

 

これにより、

薬局には問い合わせが殺到し、

すでにイソジンは在庫不足となり、

転売も問題になっています。

 

消毒液、精製水、滅菌ガーゼなど…

新型コロナウイルスに関する

情報に翻弄されて、

本当に必要としている方々に

必要な物品が行き届かない現実が、

またしても起こっています!

 

そして、情報を正しく受け止め、

正しく使用できないと

危険なこともありますicon-tint

 

たとえば、

イソジンの成分であるヨウ素

妊娠中・授乳中の方が過剰に摂取すると、

胎盤や母乳を介して移行し、

子どもたちの甲状腺機能が低下する

恐れがあります!

 

 

ヨウ素とは

甲状腺ホルモンの原料で、

 

甲状腺ホルモンは、

生殖、成長、発達などに

重要な役割を果たしていて、

 

特に胎児期においては、

脳、末梢組織、骨格などの

発達と成長を促します。

 

ヨウ素は、海藻や魚介類に

多く含まれているので、

日本人でヨウ素不足を

心配する必要はほとんどないと

言われています。

 

 

もちろん、数日間程度

イソジンによるうがいをすることは

大きな問題にはなりませんが、

 

今回の情報によって、

漫然と使用することで、

過剰摂取になることは

避けていただきたいと思います。

 

そもそも、感染症予防では、

水によるうがいで十分効果があります!

 

また、水のうがいに加えて、

石けんでの手洗い

食事や睡眠の改善を行うことの方が

よっぽど効果的です!

 

 

ぜひ、正しく情報を判断できる

参考にしていただけたらと思いますicon-star